【自己診断方法 1番】
電話機入れ替えによる原因切り分け
下記のトラブルに有効です
- 電話機1台が使えない(NTTの電話機ではない)
配線1に「不良の可能性がある電話機」が接続されている場合
- 電話機A(不良の可能性)と電話機B(正常)を
入れ替えてみます
【入れ替え後】
「配線1」に「電話機B(正常)」を 接続して不良が出た |
➔「配線1」が不良 |
---|---|
「配線1」に「電話機B(正常)」を 接続して不良が出ない |
➔「電話機A」が不良 |
「配線2」に「電話機A(不良の可能性)」を 接続して不良が出た |
➔「電話機A」が不良 |
「配線2」に「電話機A(不良の可能性)」を 接続して不良が出ない |
➔「配線1」が不良 |
- 機器が不良な場合は、修理・交換をしましょう
- 配線が不良な場合は、配線をたどり状態を確認しましょう
特に配線の劣化や断線があるとショートし使えなくなります。放置すると主装置が壊れます。配線理由の場合は早めに工事業者による対応をしましょう。
- 配線を机の脚で踏んでいる ➔ 重いものは乗せないようにしましょう
- レイアウト変更して、配線を無理に引っ張っている ➔ 配線を延長しましょう
※NTT電話機はこちらの方法では確認できません。
自己診断方法2番をご利用ください
【自己診断方法 2番】
電話機入れ替えによる原因切り分け(NTT)
下記のトラブルに有効です
- 電話機1台が使えない(電話機メーカーは「NTT」)
配線1に「不良の可能性がある電話機」が接続されている場合
- 電話機A(不良の可能性)と電話機B(正常)を
入れ替えてみます
【入れ替え後】
「配線1」に 「電話機B(正常)」を 接続して不良が出た |
➔「配線1」が不良 |
---|---|
「配線1」に 「電話機B(正常)」を 接続して不良が出ない |
2つの可能性があります。 ➔「電話機A」のデータ設定ミス ➔「電話機A」が不良 |
上記にて「不良が出ない」場合には、下記の方法を試します
- 電話機Bを取り外します
(配線に接続しません。TEN番号も変えません) - 次に電話機AのTEN番号を、
元の電話機BのTEN番号に変更します - 電話機Aを配線2に接続します
※必ず電話機AのTEN番号を控えてから、ご変更下さい
※TEN番号の合わせ方はhttp://ntt-nx.com/information/ten.htmlをご覧ください
【TEN番号変更後】
「配線2」に接続した 「電話機A」のTEN番号を 変更して不良が出た |
➔「電話機A」が不良 |
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「配線2」に接続した 「電話機A」のTEN番号を 変更して不良が出ない |
➔「電話機A」のデータ設定ミス |
- 機器が不良な場合は、修理・交換をしましょう
- 配線が不良な場合は、配線をたどり状態を確認しましょう
- データ設定ミスの場合は、ご自身で違うTEN番号に変更するか、電話工事人へデータ設定依頼をしましょう
特に配線の劣化や断線があるとショートし使えなくなります。放置すると主装置が壊れます。配線理由の場合は早めに工事業者による対応をしましょう。
- 配線を机の脚で踏んでいる ➔ 重いものは乗せないようにしましょう
- レイアウト変更して、配線を無理に引っ張っている ➔ 配線を延長しましょう
データ設定ミスのほとんどは「お客様が本来使えないTEN番号にしてしまった」ために起こります。電話工事人の責任でない場合がほとんどです。
- 増設ですか? ➔ 電話機の台数を増やす「増設」は電話工事人による工事が必要です。差込口があるからといって、電話機を接続しても使えません。
- 入れ替えですか? ➔ 必ず、取り外した電話機と同じTEN番号に合わせましょう
※TEN番号はNTT電話機だけ。
NTT以外の電話は自己診断方法1番をご利用ください
【自己診断方法 3番】主装置の再起動
下記のトラブルに有効です
- 電話機1台が使えない
- 電話機複数台が使えない
- 電話の発着信ができない
- 電源を一度OFFにし、10秒ほどしてからもう一度ONにしましょう。症状が復旧する可能性があります
※電源をOFFにする前に注意!
なお、主装置内部には設定されたデータを保持するための「ボタン電池」があります。
あまりに古い主装置は「ボタン電池」が切れてしまい、主装置を再起動するとデータが消失します。
ご不安な場合は、ボタン電池を交換してから主装置を再起動しましょう。(ボタン電池は主装置電源がONのまま行えます)
また、稀にですが、初期化スイッチONに入ったままですと、再起動するとデータが全て消えますご不安なお客様は電話工事人にご依頼ください
【自己診断方法 4番】TEN設定変更
下記のトラブルに有効です
- 【NTTのみ】新しく増やした電話機が使えない
- 【NTTのみ】交換した電話機が使えない
- NTTは、電話機を配線に指すだけでは使えず「TEN設定」という設定が必要です。
電話機を裏向けてドライバーで数字を合わせます。
具体的な設定方法
- まず正常に動く電話機を外します
- その電話機の裏にある「TEN番号」を控えます(写真では001)
- その電話機を外したまま、問題のある電話機のTEN番号を先ほどのTEN番号に合わせます(この場合は001)
- 問題のある電話機を配線に刺します
【設定後】
正常利用できる場合 | ➔TEN設定が間違っていた |
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正常利用できない場合 | ➔電話機が不良 |
TENについて詳しくは http://ntt-nx.com/information/ten.html を参照ください。
この問題が起こるときの症状は
- ディスプレイに Error007 のような表示が出る
- ディスプレイは正常通り表示されるが、外線ボタンが3つ光っぱなし
などがあります
【自己診断方法 5番】
カールコードと受話器の入れ替え
下記のトラブルに有効です
- こちらが話した声が相手に聞こえづらいようだ
- 向こうが話した声がこちらに聞こえづらいようだ
- 正常な電話機のカールコードと受話器を入れ替えてみましょう
【入れ替え後】
正常な電話機なのに、 不良電話機の受話器&カールコードに 交換したら問題が出た |
➔受話器& カールコードが原因 |
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当店で、受話器&カールコードを購入できるので、交換してください。ちなみに、カールコードには【ストレート:SAXAやNTT用】と【クロス:NEC用】の2種類があり間違えると送話・受話が聞こえづらくなるのでその線も確認しましょう。
【自己診断方法 6番】コードレス電話機の音割れ
下記のトラブルに有効です
- コードレス電話機のスピーカー音が割れている
- スピーカー部品の不良が原因です。当店で修理可能です。
ご購入後6ヶ月以内は無償修理、6ヶ月以降は有償修理でご対応できます。当店でご購入の方以外も有償修理を承ることが可能です。
【自己診断方法 7番】液晶ディスプレイの不良
下記のトラブルに有効です
- 置型電話機の液晶ディスプレイがおかしい
- 修理できませんので、ご不便を感じる場合は本体を交換しましょう
理由は「経年劣化」です。 経年劣化でこの症状が出やすい機種とメーカーがあります。 修理できませんので、ご不便を感じる場合は本体を交換しましょう。ご不便を感じない場合は、このまま使いましょう。
経年劣化によるディスプレイ不良が出やすいメーカーと機種
- NTT RX-8LTELシリーズ
- 日立・ナカヨ Gi・IZ・IA・IEシリーズ
- NEC DTR-**Dシリーズ(カナタイプ)
- 岩通 NR-18KT/30KTシリーズ IX-24KTDXEシリーズ